不覚にも泣いてしまった
2016 / 10 / 31 ( Mon ) こないだも記事に書きましたが、
41年前のドラマ「赤い疑惑」の再放送、 平日は毎日見ています。 今日の放送で、百恵ちゃん演ずる幸子に、 白血病の症状が出たこと、 そして、余命が幾ばくも無いこと、 来年の夏は迎えられないのに、 おじいさん(松村達雄さん)が、水着やら、 半そでの洋服やら、おまけにヨットを買ってやるといった場面で、 私は涙してしまいました。 もう、子供の頃、リアルで見て、 再放送も昔、何度も見て、ストーリーはわかりきっているのにです。 同じ白血病でも、父とは違う病名なんですけどね。 でも、ドラマを見ているうちに、 父と重ね合わせてしまったのでした。 子供の頃、この赤い疑惑を見て、 白血病は怖い病気なんだと知りました。 でも、自分とは違う世界の話だってずっと思ってたのです。 父は特に余命宣告はされていませんが、 昨年末、白血病だと診断が下った際、 私は大阪に帰ってはいけないとも言われたし、 完治はないとまで言われたので、 長くはないんだって覚悟したんです。 もしかしたら、来年はないかもしれないとも思っていました。 でも、幸い、今は通院治療をしています。 まぁ冬になれば抗がん剤治療の時だけ入院かも?ってブログにも書きましたが、 それでも、今のところは病気と向き合いながら、家で暮らしてます。 ドラマの中のお父さん役の宇津井健さんは、 父の若い頃に似ていることもあって、 それで余計に涙を誘ったこともあるんだけどね。 涙するなら見なければいいっていう声も聞こえてきそうですが、 家族に深刻な病気の人間がいると、 案外、実際には泣けないもんなんです。 思い切り泣いて、スッキリしたいと思っても、 病気の本人を前にすると、泣けないんですよ。 だから、ドラマを見て、時々、思い切り泣くのも 帰って私にはよいかもしれないって思ってます。 ![]() スポンサーサイト
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